まるでキャンドルのような

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ここのところ、東京タワーがよく見えるところに、仕事で出かけている。

おとといは、どんより重たい雲が立ち込めていた

↓の美術館からの帰り道
六本木ヒルズの森タワーのてっぺんは雲の中
残念だけど、展望台に登っても何にも見えないね。
でも、雲の中に浮かんでいるような気分満点なのかも。

別方向に顔を向ければ、東京タワー
同じくてっぺんが雲の中に突入

でも赤い光がおぼろげで、
まるで蝋燭の優しい明かりのようで、
美しいと思った

東京タワーはやっぱ、東京の象徴だ
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by nomadmurasaki | 2010-04-30 20:51 | 日本のイイトコ

完璧としか、いいようのない器

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昨日はなんだか入っていたスケジュールに、いろいろ変更があって
なんだかまとまりのない一日になってしまいました。

まあ、そういう日もあるさ、と一喜一憂しなくなったところに
自分の老成を感じます。

青山一丁目での仕事を終えてから、
国立新美術館まで歩きました。

ぎりぎり最終入場に間に合い、
ルーシー・リー(Lucie Rie)展を見ることができました。
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彼女はウィーン出身の陶芸家

器好きとあれば、必ずチェックしておきたい作家さんです。

絵画とは違って、器ものなので展示スペース自体は広くありませんが
それでもスクリーンやパネル写真、
彼女の直筆ノートや手紙なども展示されていて、
主催者側の愛情を感じる展示だったと思います。

そして、彼女が作りだした器の、
完璧としか言いようがないフォルムと色合いに
ただただため息をつくしかありませんでした。

以前少しだけ、陶芸をかじったことがあるので
それが決して楽な作業ではないことを知っています。
しかし、窯から取り出すときの、出来上がりを目にするときの
高揚感は、よくわかります。

東洋的な影響についてはあまり触れられていませんでしたが、
私は個人的に、韓国の李朝の器に近い世界を見出します。
余計なものをそぎ落とし、計算された部分と
窯の火のマジックにゆだねる部分

それらが絶妙なバランスで、彼女にしか出せない品々となっているのでしょう

彼女の器の色彩に
私自身、絵の着想を得ました。
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ルーシー・リー自身は戦争でウィーンからロンドンへ亡命し、
死ぬまでそこで創作をし続けていましたが
私の中では、分離派やフンデルト・ヴァッサーに並んで
ウィーンというキーワードでくくられます。

ウィーンをテーマにして、一連の作品を作ってみたいです。
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by nomadmurasaki | 2010-04-29 20:16 | お出かけ

本を大量に

買ったのではなく、飽くまで、借りたんですけどね。
休日、昼寝の後予約していた本を取りに行くべく図書館へ。

ついでに気になる本を探し、書架の間をいったり、きたり。

気がついたら山積みの本。

好きな作家の新作
フィンランドの教育
仕事がらみの本
ダライ・ラマ
雑貨
オーストラリア

数えたら八冊

今オーウェルの小説も読んでるし、アマゾンで2冊注文したばかり


なんだか、いろいろなことが知りたくなってきたのだ。
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by nomadmurasaki | 2010-04-27 11:09 | books

花稽古

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もう、かれこれひと月近く、生け花のお稽古へ行ってません(泣)
やはり忙しいとなかなか時間の調整がつかないんですよね~

でも、せめてお花を部屋に、と思い
近所の素敵なお花屋さんへ

ここのご主人は、
なんと私と同じ流派の生け花を3年習い、
ガーデニングの勉強に渡英経験もあり、という方。

ついつい長話になってしまいます。

そんな風にお付き合いできるお花屋さんが近所にあるって、いいことだなぁ

ていうか、生け花のお稽古、いつ行くんだよって感じですね・・・

ちなみに写真は、盛花という形のお花です。
生け花らしい生け方ですよね。
都忘れと南天の葉
これからの季節に合う感じの取り合わせです。
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by nomadmurasaki | 2010-04-26 10:44 | 華*花

ペルシャ料理第2段

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毎週水曜日はオフなので、ゆっくりお料理ができます。

さて今週も先週に引き続き、ペルシャ料理にチャレンジ。

前日にKALDIでピタパンを買い、
東急でハーブやフェタチーズ、鶏肉などを買い、準備万端^^

今回も3品作りました。

でも今回はお料理の兼ね合いや、手に入らなかったハーブもあったりで、
かなり自己流アレンジが入りました。

ひよこ豆とディルとゆかりのクスクス

鶏肉とお豆とジャガイモのトマトソースハーブ煮込
(本当はスイートマージョラムを入れなきゃいけない)

ナスとヨーグルトのペースト
(ピタパンにつけてもよし、クスクスに混ぜてもよし)

ヘルシーで異国情緒漂う食卓となりました。

右奥にあるボール型の器は、月曜日に手に入れたもの。
1月くらいに私の部屋で見つけて以来、心惹かれていましたが
器を増やしても、と何度もあきらめたもの。
でもやっぱり欲しいという気持ちは消えず、買ってしまいました。
外側はチョコレート色、
内側は、なんと、銀彩(シルバーコーティング)。
独特な感じがいいです。

今度は中華に挑戦したいです
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by nomadmurasaki | 2010-04-23 10:11 | お料理

金沢*古都の旅⑦ 最終章

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最終日
飛行機を夕方の便にしたので、昼間は金沢市内で遊べるのです。

前日とは打って変わって、冷たい曇り空。

前の晩、温泉に入り損ねたので、
朝風呂へ。
曇り空の露天風呂。
疲れが出たのか、ぐったりしてしまい、小一時間仮眠をとる。
元気回復して、荷造り&チェックアウト。
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まずは21世紀美術館へ。

そう、ここを外してはいけません。

週末ということもあって、チケット売り場は長蛇の列。
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名高い展示をいろいろ見たり、
企画展のオラファー・エリアソンのインスタレーションを見る。
なんと、2年前の釜山ビエンナーレでみた
日本のアーティストの大きなパッチワーク作品と再会!

老若男女を問わず、美術館を楽しんでいる様子が印象的でした。

確かに、現代美術はそういう要素を持っていますよね。

ますます現代美術が好きになりました。
(ものにもよりますが)
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それから九谷焼のお店や、広沢クラフトギャラリー、能楽美術館をハシゴ。
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一度はあきらめたけれど、時間もあったので
タクシーに乗ってひがし茶屋街へ。

運転手さんは元野球選手
ちょっと方言が強くて、何度も聞き返してしまったけれど
巨人戦を見るために東京にもいらしたことがあるとか。

何より「え!そんな年齢なの!?学生かと思った!!」
と驚かれたのは、たとえお世辞だとしても非常にうれしいことです。はい。
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今回の旅行ではほとんど買い物をしていなくて、
交通費と食費に費やしていたのだけど
ひがし茶屋街ではいくつか買ってしまいました。
ガーゼタオルと今日香というお店のオリジナル手ぬぐい
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懐華樓(今でも営業しているお茶屋さん)を見学し、
冷えた体をあっためるべくぜんざいをいただきました。
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細長いカレーパンスティックや、
アイスバーガーを食べてお昼はこれでいいか、と思っていたのですが
実はもう一軒寄りたいところがあったのです。

香林坊でバスを降り(もう慣れたものです)、
片町商店街からちょっとわきに入った路地にある
Full of Beansという古民家を改造したカフェ
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改装したてのようで、ガイドブックの写真とは様変わりしていましたが
床に座るスタイルが、疲れた足には心地よかったです。
ムラサキのクッションとパッチワーク、ペーズリー模様のじゅうたん、明るい色合いのアクリル画
おしゃれな女の子たちが集うカフェでした。

軽くつまむ程度でいいと思っていたのだけれど、
あいにくそういうものはなかったので
「自分ってだめだな・・・」と思いつつ生姜焼きセットを頼んでしまいました。

ストレートロングヘアの女の子が、自分の仕事のことや人間関係を熱く語るのを
聞くともなく聞きながら、終わりゆく旅に思いをはせていました(うわ、気障!)

まあ、食べ過ぎた旅だったな~と。

でも2泊3日と短い旅だったのにも拘わらず
いろいろなところを見たし、
みゆりんさんも含めいろいろな方と会えたし、
旅ならではのハプニングもあったし、で自分らしい盛りだくさんな旅ができたんじゃないかな。
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そして、強く思ったのは、
「私は東京が好きなんだな」ということです。
と言っても金沢と比べて、ということでは全然なくて、
離れて自分の故郷のよさが分かる、というやつです。

子供の頃父の転勤で東京を離れ、
東京に恋い焦がれ、
むさぼるように東京中を歩いた学生時代
10年近い月日がたつとともに
東京のいやな所ばかりが目につくようになっていました。

確かに人も多いし、
都心部の駅ではみんな苛立ってたり、きれそうな人がいて、
通りすがりに舌打ちされることもありますが
ちょっと喧騒を離れれば、日本人ならではの、あるいは東京人ならではの
優しい流儀がちゃんと残っているように思うのです。
なにより、世界中からアートや映画が集まってくるなんて、魅力的なことです。
東京にいられることのありがたみを、つくづく感じました。

最後に、お忙しい中素敵なところを案内してくださった
みゆりんさんにお礼を申し上げたいと思います。
あのあとも、いろいろお気を遣っていただき、お電話でおいしいお店などをご紹介してくださいました。
お引越しの準備で大変だったでしょうに。
本当にありがとうございました。

リリー拝
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by nomadmurasaki | 2010-04-22 09:00 | 日本のイイトコ

ふんわりローズピンク

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ポカポカ陽気の日曜日
朝のうちに仕事を終わらせて、あとはじぶんの時間だ~^^

去年の夏から着想を練っていて、
材料も早々と用意していたにもかかわらず。
なかなか着手できなかったローズピンクのスカート
2枚のローズピンクの布を重ねて作ろうと思っていたのだ

上のはオーガンジー素材に
黄色い糸でミシンがけをして模様を作る
そして、糸を引っ張って、クシュクシュにする。

ふんわりスカートの出来上がり

これからの季節にいい感じ

ただあまりにボリュームがあるので
眺めのシャツでバランスを取らないとな・・・^^;


そして、仕事がらみだけれど、新しいブログを作っちゃった

今とてもコミュニケーション欲が高まっていて、
こちらからもいろいろ発信したいし、
ブログを通じて、いろいろな人と交流したい気分

春らしいわくわくなのです
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by nomadmurasaki | 2010-04-20 08:18 | 手を動かす

名画鑑賞

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本日、朝から仕事だというのに、
起きる時間を間違えて、
あわてて支度

なんとか5分の遅刻ですんだ
(いや、遅刻だなんて、行けないことです。反省)

ちょうど六本木での仕事だったので
帰りに森アーツセンターギャラリーでの
ボストン美術館展に立ち寄った

数日前に電車の中吊りで見て
無性に名画と言われるものが見たくなったのだ

日本人好みのゴッホ、印象派のルノワールとかモネ、ドガは
今まであまり興味がなかったのだけど
こうして改めて見てみると、
モネはすごいなあ、と思う

手早く描かれた筆遣い
色彩の無秩序な洪水!?とおもいきや、
離れたところからみると、立体的に迫ってくる
すごいなあ
絵葉書を5枚買った(うちモネが3枚)

初日&午前中ということで
あまりこんでなかったのがよかったです^^
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by nomadmurasaki | 2010-04-17 20:10 | お出かけ

自問自答月間?

実は、木曜日の仕事帰りに
いつもの占いのお店に行ってしまいました

火曜日の心のもやもや沸点状態で
久しぶりに行ってみようかな、と思ったのです

最初は20分ぐらいのつもりでしたが
心のもやもや一つ一つを告げ、
丁寧に見ていただいたので、気づいたら40分近くたっていました

一番聞きたかったことは、渡豪してからのことと、渡豪するまでのまでのこと
なにも悩むことはないだろうと思われるかもしれませんが
最近微妙に自問自答を繰り返してます

先月、父の知り合いの息子さん(在豪7年)にいろいろお話を伺う機会があったのですが
なんだか話の方向が永住権のことに
私も影響を受けてワ―ホリ後のことを必死で考えてましたが
ふと気がついた
私のその後のイメージとは違うんじゃないか、と

私は(夢物語と言われるかもしれないけど)、やっと家を出られるのだから
もっと世界中のイロイロナところを転々としてみたい
せっかくそれが可能な仕事についているのだから、
まだ「ここ」って決めたくないな、と

ただ、イロイロナ可能性を考えて
対策を講じることは今できることだな、と思ってはいる


占っていただいたら
・あまり期待しすぎても、な~んだ、と思ってしまうかも
・待ちの戦法ではだめ、自分からどんどんオープンにならないと
・仕事も恋も3年後(渡豪してますね)
・自問自答して悶々としているのは、今そういう星回りだから

心の中にあったもやもやを語って、結構すっきりしたというのもありますが
「やはりな」という気持ちもあります

ま、どんなこと言われたって、「行かない」という選択肢は、絶対に、ない!
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by nomadmurasaki | 2010-04-17 20:07 | イロイロな思ひ

金沢*古都の旅⑥

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お久しぶりの旅行記ですが、お付き合いくださいませ…

さて、えちぜん鉄道に乗って、再び福井駅へ
サンダーバードに乗り、加賀温泉駅で下車
1000円払って、CANバスという巡回バスに乗り込んだはいいけれど
アテンダントさんに「山代温泉にしか行かないんだったら、普通のバスもあるよ」と言われた
遅いよ・・・

と、旅行にありがちな失敗
ま、初めての土地なんだから、そういうのはあるもんさ
勉強料だと思うしかない
これも、旅の秘訣
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まず向かったのは、美食家として知られる総合芸術家、
北大路魯山人の寓居跡「いろは草庵」
しかもバスを降りて、微妙に道に迷った
ちょっと旅の疲れが出てきちゃったかな?
茶室というのをはじめてみた
中庭に抜ける小さな出口

それから、先頭のような気軽さで温泉に入れる総湯へ
湯室内も九谷焼のモチーフが描かれていたり、と
解放感とデザイン性が組み合わされていて素敵なお風呂でした
そう、ここは九谷焼が始まった土地でもあるのだとか

しかも、この温泉のおかげで、くたびれ果てていた足の疲れが
一気になくなったのです!
温泉のよさは、普通の状態では分からないものですな

バスの時間まで、近辺の器のお店や雑貨屋さんをひやかす

が、微妙なハプニングはまた起こった

強風の中数十分バスを待っていたのに
私が乗るべきバスは、
道の向こう側に・・・
叫ぶ間もなく走り去るバス・・・
しょうがないので結局タクシーに乗ることに
ああ・・・

今時珍しく、運転手さんは帽子をかぶっていらした
もう、こうなったらおしゃべりを楽しもう
運転手さんに黄砂の話や
駅の向こうに見える大きな観音立像の由来を聞いたりする
(今は倒産した地元のお金持ちがテーマパークのような場所に作ったものだとか)

夕暮れ時の駅で、遅れ気味のサンダーバードを待つ

金沢に戻り、バスに乗ってホテルへ
丸一日遊んだわけだ

しかし、まだ終わらない
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最後の夜、ここは一人でも祝杯(?)をあげなければ、というわけで
初日に教えていただいた池田町バルバール
一人でもカウンター席があるから大丈夫、というお話の通り
カウンター席に座っていれば
厨房の中の人たちといろいろおしゃべりができるのだ
お仕事の邪魔にならない程度におしゃべりに花を咲かせた
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アルバイトさんは、地元の美大生、
そしてマスターはかつて下北沢でお芝居をやっていたとか
(今でも舞台にお立ちになることもあるそうです)
噺家さんのように、おしゃべりがお上手で、
本当に楽しい時間を過ごすことができました^^
店内には映画のポスターも貼ってあって
なかなかアートな感じがするではありませんか!
アルバイトさん、2ヶ月半のお休みで「やることがなくて、死にそうです」とおっしゃっていたのが印象的
学生だな~いいな~

アートのお話で、いろいろ盛り上がりました

気が付いたらモリモリ食べて、ワインも2杯飲んで
酔っぱらってしまった
しばらくお酒を飲んでないので、すっかり弱くなりましたね
まあ、じっとしてればすぐ元に戻ったけれど

お勘定の時に、
「旅の思い出に」とお店のオリジナルコースターをいただきました

部屋に戻って、休んでから別館の温泉へ行こうと思ったけれど
エンタの神様の最終回スペシャルを見ていたら
すっかり遅くなってしまった
繁華街故、そういう人たちも多いので
その中を一人、若くもなく、疲れ果てた、さえない女が歩いて行く図を想像しただけでぞっとしたので、
その日はホテルのお風呂で済ませて、もう眠ってしまった

⑦へ続く・・・(いよいよ最終日!)
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by nomadmurasaki | 2010-04-16 21:56 | 日本のイイトコ